NFTアートの作り方
NFTアートとはブロックチェーン技術のNFTを利用して、
代替不可能なデジタルアートになります。
今までもデジタルアートは数多くありましたが、
コピーや改ざんすることができるので資産価値が生まれませんでした。
しかし、ブロックチェーン技術によってデジタルアートの偽造不可能な
所有証明書を発行することが可能になり、
デジタルアートに資産価値を生み出すようになりました。
そのアートの最初の所有者は誰か、
またそのアートの所有者歴に関する情報を全てを
記録・確認することができるようになりました。
NFTアートを作成するメリット
- 無料で始められる
- 個人でも稼げるチャンスがある
無料で始められる
NFTアートはPCやペンタブやデザインツールを活用します。
こうした必要なものさえ整っていれば、
誰でも始めることができるので無料で稼ぐことも可能です。
個人でも稼げるチャンスがある
デジタルイラストは個人でも描くことができるので、
個人で稼ぐことができるチャンスがあるということになります。
実際にNFTアートで日本の小学三年生がお金を稼いでいます。
9月9日現在、二次流通市場で
「Zombie Zoo」の作品は最高で18ETH(約700万円)で出品されている。
絵美さんによると、
最高で2ETH(約80万円)で絵が落札されたこともあったという。
「8歳が描いているというのがめずらしかったのと、
2000円程度のものが(転売することで)一気に価格が上がる、
という現象も起こっていました。
それを目指して買っている人もいると思います」(絵美さん)
絵美さんは当初、ロイヤリティを初期設定の2.5%にしていたものの、
現在は10%に上げている。
「この3日間は出したら、1分以内に売れてしまっている状態で……。
最初の価格も低すぎてすぐ落札されてしまって買えない、
とのDMをもらって、今は1万~3万円ほどに上げています」
OpenSeaのアカウントを見てみると、9月9日現在、
Zombie Zooが出品しているアート全48点の合計の取引高は
9.9ETH(約380万円)にまで膨れ上がっている。
→https://news.yahoo.co.jp/articles/cb84236e06a24e65164b8b9e047694582024a7ba?page=2
つまり、誰だってNFTアート市場ではチャンスが転がっているということです。
NFTアートを作成するデメリット
- 販売しても売れるとは限らない
- 販売までの手順のハードルが高い
販売しても売れるとは限らない
NFTアートは誰でもデジタルイラストを作ることで販売できますが、
誰でも販売できることと売れることは異なります。
なので、作ったから100%稼げるわけではないので注意が必要です。
販売までの手順のハードルが高い
NFTアートを作り販売するには多くの手順を踏む必要があり、
非常にハードルが高いです。
そのためデジタルアートを描くことができても途中で挫折してしまう人もいます。
NFTアートの2つの作り方
- 自分でデジタルイラストを描く方法
- 外注などにデジタルイラストを描いてもらう方法
自分でデジタルイラストを描く方法
自分でデジタルイラストを描く方法です。
今回の記事ではデジタルイラストを自分で描く人向けに作っております。
外注などにデジタルイラストを描いてもらう方法
ランサーズなどで外注のスタッフにデジタルイラストを描いてもらう方法です。
依頼をするためお金がかかりますが、
自分でデジタルイラストを描くのが難しいという人は、
こうした他人に描いてもらうというのもありです。
NFTアートを自分で描く際に準備しておくもの
- PC
- ペンタブ
- イラストソフト
- タブレットとタッチペン
PC
NFTアートでデジタルイラストを描く際に
ディスクトップPCでもノートPCでもどちらでもイラストを描くことが可能です。
職場などや自宅など固定の場所でイラストを描く場合はディスクトップPCで、
カフェなどでイラストを描く場合はノートPCを選ぶと良いです。
NFTアートを作っていくのに必要なパソコンのスペックは以下のとおりです。
- メモリ:8GB以上推奨
- ストレージ:SSD200GB以上
- モニター:フルHD(1980✕1080)以上
この中でも重要なのがメモリです。
メモリが低いとイラストを作る動作が遅くなったり、
パソコンがフリーズしてしまうためです。
また、ストレージとはイラストデータを保存しておく場所です。
クラウドでも保存することが可能なのでそれほど大きな容量はいらないです。
モニターは大きい方が全体のバランスなどを確認しやすいです。
モニターは大きい方がイラスト全体のバランスを確認しやすいです。
ペンタブ
ペンタブはPCに接続してイラストを描くツールになります。
ペンタブには2種類存在します。
- 板タブ:マウスのペンバージョンのようなもの
- 液タブ:液晶モニターに直接イラストが描けるもの
それぞれに特徴があるので、自分の好みなどに合わせましょう。
ペンタブのスペックの目安は以下のとおりです。
- 筆圧レベル:2,048以上
- 応答速度:25ms以下
筆圧レベルが高いほど、筆圧の感知がしやすいです。
応答速度が低いほど実際のペンの動きと画面の動きの差が少ないです。
個人的におすすめなのがWacomというメーカーです。
サイズや描き心地の違う製品が豊富に揃っています。
イラストソフト
NFTアートで活用できるイラストソフトは以下がおすすめです。
- ペイントソフト:Fire Alpaca・SAI・CLIP STUDIO PAINT など
- フォトレタッチソフト:Adobe Photoshop など
- ドローソフト:Adobe Illustrator など
ペイントソフトはデジタルイラストを描く前提で作られており、
最もシンプルなソフトとなっています。
フォトレタッチソフトは写真などを加工するためのソフトで、
画像の編集に優れています。
ドローソフトは図形や線を描くのに適しており、デザインでよく使用されています。
NFTアートでデジタルイラストを初めて描く場合は、ペイントソフトがおすすめです。
有料のソフトは機能が充実していますが、自分にとって使いやすいかは別問題です。
まずは、無料ソフトを利用してみましょう。
タブレットとタッチペン
近年ではタブレット端末とタッチペンなどでデジタルイラストを描く人も増えています。
PCではなくタブレットでデジタルイラストを描くメリットとしては、
外出先や移動時間もイラストを描くことができます。
NFTアートを作成するためにおすすめのツールやアプリ
- Adobe Photoshop
- pixiv Sketch
- Adobe Illustrator
- ペイントツールSAI
- CLIP STUDIO PAINT
- Inkscape
Photoshop
PhotoshopはAdobeが提供しているイラストソフトです。
デザインの学校などにも導入されており、機能と操作性など人気を集めています。
元々は写真加工用のソフトですので、
ペンやブラシを自分なりにアレンジしていくことが求められます。
PhotoshopはiPadなどのタブレットにも対応しています。
pixiv Sketch
pixiv Sketchはイラスト向けのSNSを展開しているpixivが提供しているソフトです。
機能はブラシや消しゴム機能などの最低限のものしかありませ、
しかし、筆圧機能が搭載されているので本格的なイラストも制作できます。
描いた絵は簡単にSNS上にアップロードできるので、
絵をとおしたコミュニケーションが気軽におこなえるのも魅力のひとつです。
料金は無料で、ソコン版はWebサイト上ですぐに制作が進められます。
Illustrator
IllustratorはPhotoshopと同じくAdobe社が提供しているイラストソフトです。
Photoshopは写真加工がメインのソフトですが、
Illustratorは、よりイラスト制作に特化しています。
プロのイラストレーターにも愛用している人が多く、多機能な点が魅力です。
また、IllustratorはiPadなどのタブレットにも対応しています。
ペイントツールSAI
ペイントツールSAIは、SYSTEMAX社が提供しているソフトです。
ペイントツールSAIはシンプルな作りが特徴です。
初心者でもすぐにイラスト制作に取りかかれます。
料金は1ライセンスにつき5,500円です。31日の試用期間がついているので、
操作感を試してみたい方は利用してみてください。
CLIP STUDIO PAINT
CLIP STUDIO PAINTは、プロのイラストレーターが使うことの多いイラストソフトです。
CLIP STUDIO PAINTは画材のツールが豊富で
鉛筆や水彩画など、まるでアナログで書いたかのような質感を生み出せます。
Inkscape
Inkscapeは、オープンソースで開発されている描画ソフトです。
Inkscapeは豊富なペンツールや写真や画像の読み込み、
ベジェ曲線など、豊富なツールが揃っています。
利用料金は完全無料なのに
llustratorと比べても劣らないくらいの機能が搭載されているので人気度が高いです。
とりあえず無料でイラスト制作を始めたい方にはオススメです。
アイビスペイントX
アイビスペイントXは豊富な画材や素材がそろったイラストアプリです。
ブラシだけでも380種類以上あり、
27種類のブレンドモードが選べるレイヤー機能を搭載しています。ス
クリーントーンや集中線をきれいに描ける定規ツール・Gペンなど、
漫画制作に便利な機能も充実しています。
メディバンペイント
メディバンペイントはPC・スマホ・タブレットすべてに対応したアプリです。
クラウド機能を使えばどのデバイスでも作品を同期可能です。
また、外出先でも自宅でもイラスト制作が進められます。
NFTアートの販売方法
- STEP1デジタルコンテンツを用意
コンテンツを用意します。
- デジタルアート
- 音楽
- 映像
- 画像
などオリジナルのデジタルアイテムならほぼなんでもOKです。
ただし、著作権を侵害しないようにしましょう。
- STEP2マーケットプレイスに登録する
次にNFTアートを販売するためにマーケットプレイスに登録します。
一番メジャーなOpenSea(オープンシー)がオススメです。
世界最大規模のNFTマーケットプレイスOpenSea(オープンシー)とは?登録や使い方などわかりやすく説明してみた最近ではNFTアートなどが日本でも一世風靡をしています。 そうした中でNFTアートを作ったり購入したい人も増えています。その中でオススメなのがOpenSea(オープンシー)になります。 今回は、世界最大規模のNFTマーケットプレイスOpenSea(オープンシー)とは?登録や使い方などわかりやすく説明してみました。 - STEP3オリジナルコンテンツをアップロードする
OpenSea(オープンシー)の登録ができたら、
あなたの用意したオリジナルコンテンツの詳細データを入力します。
- 販売方式
- 価格
- 販売期間
- タイトル
- 作成日
詳細データを入力し終ったら、オリジジナルコンテンツを
NFTマーケットプレイス上にアップロードして公開したら完了です。
NFTアートで稼ぐためのポイント
- SNSやブログで情報発信してファンを増やす
- NFTユーザーが求めるアートを作る
SNSやブログで情報発信してファンを増やす
人気のNFTアートの人たちはSNSで必ずと言っていいほどファンがいます。
つまり、ファンを作るということがNFTアートが売れる理由です。
SNSやブログで情報発信してファンを増やすというプロモーションも大切になります。
NFTユーザーが求めるアートを作る
NFTユーザーが求めるアートを作るというのも大切です。
NFTアートで売れている傾向をしっかりと理解することで、
どのようなアートが売れるのかがわかってくると思います。
まとめ
今回はNFTアートの作り方について紹介しました。
NFTアートは誰でも制作して販売することができるので、
もし興味がある人はぜひチャレンジしてみましょう。
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