仮想通貨の初心者が投資で失敗しないための8つの掟
仮想通貨の初心者が仮想通貨で投資して一発儲けようと思っている人が多いですが、
多くの初心者は投資に失敗します。
私自身長く投資をやってきたので、
仮想通貨の初心者が失敗する共通点があることを知っています。
今回は、仮想通貨の初心者が投資で失敗しないための7つの掟をご紹介します。
- 仮想通貨の売買は取引所形式がおすすめ
- 投資は必ず余剰資金で行う
- 短期目線で投資をしない
- レバレッジ取引は行わない
- 草コインを購入しない
- 一次情報をしっかりと入手する
- ポンジスキームに手を出さない
仮想通貨の売買は取引所形式がおすすめ
仮想通貨取引所には、
- 販売所形式
- 取引所形式
の2種類があります。
仮想通貨の購入にはどちらの形式で仮想通貨を購入するかを決める必要があります。
販売所方式は、購入者は販売書が提示する価格で自分が購入したい数量だけ
仮想通貨を購入することが可能です。
しかし、販売所方式では販売所である仮想通貨取引所に手数料を支払うため、
購入と売却を繰り返すというのは不向きです。
取引所形式では、購入者は売却を検討している投資家から仮想通貨を購入します。
取引所の場合は購入者と売却者を仲介する板取引という場を提供します。
取引所方式は販売所方式に比べて手数料を支払う金額が削減できます。
しかし、取引所形式の場合は、売却したい投資家がいなければ
仮想通貨を購入することができません。
また、自分が購入したい数量の仮想通貨が購入できないということもあります。
それぞれの特徴を考慮して利益を最大化させたいのであれば、
取引所形式で仮想通貨の売買を行うことがおすすめです。
投資は必ず余剰資金で行う
仮想通貨の価格変動を見て、リターンを得るために
生活の費用まで投資に充てる人も中にはいますがこれは避けるべきです。
自分自身の生活費用を投資資金にする投資は、
仮に損失が発生した場合に立ち行かなくなります。
まずは少額の投資から仮想通貨投資を始めてみることが大切です。
短期目線で投資をしない
仮想通貨の初心者の多くは早く楽に稼ぎたいと思うがあまり、
目線が短期的になりすぎている傾向があります。
結果的に小さな値動きで一喜一憂してしまう人が多いです。
しかし、本来投資というのは長期的に時間を味方につけることが大切です。
投資で成功している多くの投資家は長期投資で成功しています。
短期で大金持ちになっている人は少ないです。
ですので、短期目線ではなく、長期目線で投資をするようにしましょう。
レバレッジ取引は行わない
仮想通貨の投資は現物取引以外にも
レバレッジ取引を行うことが可能です。
レバレッジ取引は、
- 現物を必要とせず売買の差額で決済が可能な仮想通貨FX
- 仮想通貨取引所からBTCを借りて取引を行う信用取引
- 特定の期日にあらかじめ決めた価格で売買を行う先物取引
の3種類の取引があります。
国内ではレバレッジを4倍まで効かせることが可能です。
しかし、レバレッジ取引は通常の利益も損失も大きくなります。
現物取引の場合は、どれだけ仮想通貨の価格が変動して最悪0円になったとしても、
購入した仮想通貨に投入した資金が0円になるだけで済みます。
しかし、国内のレバレッジ取引の場合は、
自己資金以上に仮想通貨を購入しているので、
仮想通貨の価格が大きく変動することによって、
本来自分が持っている資金以上に損失を出してしまう可能性があるのです。
すると追証という形でさらに追加でお金を失うことになります。
ただし、レバレッジ取引でも海外の仮想通貨取引所であれば
ゼロカットシステムを採用しているので証拠金以上の損失が発生しません。
ですが、仮想通貨初心者は、
現物取引で着実に仮想通貨投資に慣れていくことがおすすめです。
現物取引でも十分に利益を得ることができるからです。
草コインを購入しない
よく草コインと呼ばれる仮想通貨のトークンがあります。
草コインというのは、BTC以外の仮想通貨の総称である
アルトコインの中でも時価総額が小さく知名度も低い仮想通貨のことです。
こうした投資は投資ではなくギャンブルに近いです。
まずは、購入するべきはBTCなどの王道から手を出すようにしましょう。
一次情報をしっかりと入手する
仮想通貨の投資というのは誰でも気軽に行うことができる投資です。
また、仮想通貨の情報は
- ブログ
- Telegram
- discord
など、様々な情報源で情報を得ることができます。
しかし、情報の中には間違った情報を元に伝えられている情報も数多くあります。
さらに、そうした情報発信者がポジショントークのように
買い煽りをするケースもSNSではよくあります。
そのため正しい情報を収集できるようにするのが大切になります。
ポンジスキームに手を出さない
仮想通貨業界には非常に多くの詐欺案件があります。
過去には
- HYIP
- 配当型ウォレット
と呼ばれるポンジスキームが日本で流行していましたが、
どれも資金者のお金は取られて問題になっています。
配当型ウォレットはプラストークンなどは有名です。
すでにプラストークンは逮捕者が出ています。
だが、今回の新しい報告によると、
明らかに触れてはいけない話題になっているのが、
ポンジ・スキーム(出資金詐欺)だ。
この手の詐欺は、人々が気づかないうちに偽の会社に投資するよう誘い込み、
直近に投資した人々が支払った資金から、
初期の投資者に配当を支払うというものだ。
暗号通貨詐欺の被害金額の92%を占め、数百万人が騙されている。
チェーンアナリシスの報告では、中国を拠点とする1件のポンジ・スキームだけで、
昨年少なくとも20億ドルを稼ぎ出した。
史上最大規模の1つに数えられるだろう。
「プラス・トークン(PlusToken)」は、
この偽会社のトークン「プラス(Plus)」を
ビットコインやイーサリアム(Ethereum)で
買ったユーザーに高配当を約束する、
架空の暗号通貨ウォレット・サービスだ。
手の込んだマーケティング・キャンペーンにより、
人気のメッセージング・プラットフォーム
「ウィチャット(WeChat)」を経由したり、
実際に会ったり、スーパーマーケットに広告を出したりして
被害者との接触をはかり、
300万人以上(大部分が中国や韓国、日本)からカネを集めた。
中国当局は昨年6月、この詐欺に関わったとされる6人を逮捕した。
だが、いまだにマネーロンダリングを続け、
現金化している者が存在することから、
少なくとも共犯者の1人は捕まっていないと見られている。
→https://www.technologyreview.jp/nl/millions-of-people-fell-for-crypto-ponzi-schemes-in-2019/
最近ではジュビリーエースなどの
仮想通貨の投資のポンジスキームの代表が逮捕されています。
全国でセミナーを開き「貧乏はウイルス」などとうたって、
暗号資産の売買への投資を無許可で勧誘したとして、男女7人が逮捕されました。
警視庁は、およそ650億円相当を違法に集めらていたとみています。
逮捕されたのは、会社役員の玉井暁容疑者(53)ら7人です。
玉井容疑者らは去年、6人の男女に
「暗号資産の投資で元本が3倍になる」などと無登録で投資を募り、
1700万円相当のビットコインを集めた疑いがもたれています。
玉井容疑者らは海外の「ジュビリーエース」という会社がおこなっている
AIを使った暗号資産の売買投資で、
「毎月9000万円稼いでいる」などと宣伝していました。
私自身仮想通貨歴が長いので、その傾向から言うと、
ポンジスキームは必ず
- MLMの方式を利用している
- 高金利になっている
という条件があります。こうした怪しい案件を見分ける自身がない場合は、
こうした話には手を出さずに国内取引所に上場している
仮想通貨のみを取引するのがオススメです。
まとめ
今回は、仮想通貨の初心者が投資で失敗しないための
8つの掟についてわかりやすく説明してみました。
どれも投資をする上で非常に大切な考え方なので、ぜひ理解しておきましょう。
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