レンディング(貸仮想通貨)とは
レンディング(貸仮想通貨)とは誰かに仮想通貨おw貸し付けることで利息を得る方法です。
レンディング(貸仮想通貨)のメリット
- インカムゲインを得られる
- ガチホ投資と相性が良い
- 銀行預金よりも利回りが高い
- 手間やスキルが不要
- 少額からでもOK
- 持ち逃げなどのトラブルが起きる可能性が低い
インカムゲインを得られる
仮想通貨には株式の配当といった資産を保有するだけで得られる仕組みはありません。
しかし、レンディングを利用することで取引することなく、
貸借料として利益を継続的に得ることができます。
レンディング以外にもステーキングでもインカムゲインを得ることができます。
ガチホ投資と相性が良い
ガチホ投資と相性が良いです。
ガチホ投資の場合は常に長期間仮想通貨を保有し続けているので、
レンディングと組み合わせることで利回りがさらに大きくなります。
銀行預金よりも利回りが高い
日本の銀行預金の金利というのは、
- 普通預金:年利0.001~0.1%程度
- 定期預金:0.01~0.3%程度
仮に、100万円を1年間預けてたとしても良くても3,000円ほどしか得られません。
一方で仮想通貨のレンディングは貸出期間が短い低リスクなものでも年利1%あります。
中には、銘柄、貸出期間によっては年利10%を超えてくるものもあります。
もちろん仮想通貨特有のリスクなどもありますが、
銀行預金に比べてはるかに利回りが良いのがわかるはずです。
手間やスキルが不要
レンディングは取引所に貸し出したあとは、
貸出期間の満期まで何もする必要がないです。
投資スキルも必要ないですし、手間も全くありません。
そのため投資スキルが低い投資初心者でも利益を狙うことが可能です。
少額からでもOK
レンディングは比較的に少額な金額で貸し出すことが可能です。
なお銘柄によって最小額が異なるので、
サービスを利用する前にチェックしておきましょう。
持ち逃げなどのトラブルが起きる可能性が低い
個人間の貸し借りですと預けた仮想通貨を持ち逃げされることもあります。
しかし、レンディングでそんなことをすれば取引所としての信用を簡単に失います。
そのため、持ち逃げや不正をされる可能性はほぼないサービスです。
レンディング(貸仮想通貨)のデメリット
- 貸出中に価格変動リスクがある
- 望んだタイミングで貸し出せない
- 貸し出した仮想通貨は法による保全対象ではない
貸出中に価格変動リスクがある
仮想通貨のレンディング中は常に価格が変動しています。
そのため貸し出して言う間に暴落する可能性もゼロではないです。
望んだタイミングで貸し出せない
取引所も無限に仮想通貨を借りたいのではなく、借り入れ上限が定められています。
そのため借り入れ上限に達した場合は、借入可能枠に空きが出るまでは、
申請順で待ったり抽選になったりと、
望んだタイミングでは貸し出しをおこなうことはできません。
貸し出した仮想通貨は法による保全対象ではない
レンディングで預かっている仮想通貨は取引所の資産とは別に管理されているので、
仮想通貨の取引所が廃業しても確実に満額返ってきます。
しかし、レンディングで貸し出した仮想通貨というのは、
資金決済法上の保全対象に該当するものではないので、
取引所が廃業すると戻ってこない可能性があります。
人気のない取引所や採算の合わない取引所は当然廃業するリスクもあります。
レンディングは長期間貸し出すことも考えられるので、
その間安心して利用できる取引所を選ぶことが重要です。
仮想通貨のレンディング(貸仮想通貨)業者の選ぶポイント
- 利回りの高さから考える
- 自由度の高さから考える
- 取扱銘柄から考える
- 取引所の廃業リスクから考える
利回りの高さから考える
レンディングの魅力は利回りの高さです。
銘柄やレンディングの期間によっても利回りが変わりますが、
年利が低くても5%や12%などがあります。
もちろん利回りが高いものは相応のリスクが伴うことになりますが、
自分でリスクを許容できる方は高利回りのレンディングを検討してみてください。
自由度の高さから考える
レンディングは取引所によって、
貸出期間の設定や中途解約の可否など自由度が異なります。
仮想通貨はレンディング中も価格変動するので、
できれば自由度は高い方が対応しやすくなります。
しかし、レンディングの貸出期間が短いものなど、
自由度が高いものほど利回りは低くなる傾向にあります。
そのため自由度と利回りを天秤にかける必要があります。
取扱銘柄から考える
取引所ごとにレンディングに対応している銘柄や銘柄数は異なります。
仮想通貨がマイナーな銘柄ほど流動性が低いので、価格変動も大きくなる傾向があります。
つまりマイナー銘柄はメジャーな銘柄よりも、長く貸し出すほどリスクが高くなります。
取引所の廃業リスクから考える
レンディングで貸し出した仮想通貨は利用している取引所が突然廃業してしまうと、
投資した仮想通貨が返ってこない場合があります。
特にレンディングは長く利用し続けたいという方が多いと思うので、
最初に取引所の信用性や資金力などをチェックして選ぶようにしましょう。
国内のオススメのレンディング(貸仮想通貨)業者一覧
- Coincheck(コインチェック)
- GMOコイン
- HashHub(ハッシュハブ)
Coincheck(コインチェック)
Coincheck(コインチェック)はどの銘柄も1万円からレンディングすることが可能です。
また、貸出数量も細かく調節できるのでリスク・リターンを自分で合わせやすいです。
また、貸出上限は決められていないので、
資金力のある方はより多くの仮想通貨を貸出して利益を増やすことが可能です。
- 貸出可能な通貨:14種類
- 年利1%~5%
- 14日/30日/90日/180日/365日の選択が可能
- 1万円相当から貸付け可能
- 解約した貸借物に対する利用料は支払い
こちら!!
GMOコイン
GMOコインもレンディングサービスがあります。貸出期間は
- 1ヶ月
- 3ヶ月
の2択で比較的に短く設定されています。
また、万が一の際は中途解約を行い貸し出した通貨を手元に戻すことも可能です。
- 貸出可能な通貨は9種類
- 年利1%(1ヵ月コース)
- 年利3%(3ヵ月コース)
- 中途解約の償還時に受取予定の貸借料の10%
こちら!!
HashHub(ハッシュハブ)
HashHub(ハッシュハブ)は国内最高年率の仮想通貨のレンディングサービスです。
Coincheck(コインチェック)などのレンディングと同等の数字であり、
貸出期間に制限がないという特徴があります。
海外のオススメのレンディング(貸仮想通貨)業者一覧
- BlockFi(ブロックファイ)
- Nexo
- Crypto.com
- YouHodler(ユーホドラー)
- Bitrue(ビットゥルー)
BlockFi(ブロックファイ)
BlockFi(ブロックファイ)とは仮想通貨のレンディングサービスです。
運営しているのはアメリカのベンチャー企業で、
日本だとリクルートグループも出資しています。
- 年利4%
- ロック期間なし
- 中途解約の解約手数料なし
こちら!!
Nexo
NEXOは2007年創業のCredissimoが作った、
世界最大規模の仮想通貨レンディングの会社です。
- 1億ドルの保険付き
- 貸出可能な通貨は20種類
- 年利6%~12%
- ロック期間はなし
- 中途解約の解約手数料なし
こちら!!
Crypto.com
Crypto.comは仮想通貨デビットカードを発行している香港の企業です。
Crypto.comはレンディングサービスも行っており、
年間最大で保有している通貨の14%を利益として得ることが可能です。
また、30通貨以上に対応しており、選ぶ通貨によって金額は異なります。
YouHodler(ユーホドラー)
YouHodler(ユーホドラー)は、EUとスイスを拠点とする企業です。
キプロスのリマソールとスイスのローザンヌの2つに本社があります。
YouHodler(ユーホドラー)は金利を得ながら仮想通貨を担保にして、
レバレッジ取引が可能なMulti HODL(マルチホードル)です。
保有している仮想通貨を売らずにホールドしながら資産を増やす事が可能です。
Bitrue(ビットゥルー)
Bitrue(ビットゥルー)は2018年7月に設立された、
XRPを基軸通貨とするシンガポールの取引所になります。
Bitrue(ビットゥルー)は業界最高水準の金利を提供するレンディングサービスです。
XRPの年利は5.3%〜7.26%になります。
仮想通貨のレンディングの税金
仮想通貨のレンディングで稼いだ利益は税金が発生します。
税金の計算上、雑所得扱いになります。
仮想通貨の税金対策について以下の記事を参照してください。
まとめ
今回は、仮想通貨のレンディング(貸仮想通貨)についてご紹介しました。
レンディングは長期的に保有するような投資家の人には非常に相性が良いです。
銀行の定期預金よりも利回りが大きいですし、
コメント