サトシ・ナカモトとは一体誰なのか!?
サトシ・ナカモトはBitCoin(ビットコイン)の生みの親として知られています。
2008年10月31日に暗号学を学ぶ人たちにある論文が投稿されました。
その論文とは、Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash Systemです。
この論文は日本語を含めて31言語に翻訳されており、多くの人に読まれています。
このサトシ・ナカモトの論文は、
完全なP2P電子通貨の実現により、金融機関の介在無しで
利用者同士の直接的なオンライン決済が可能となるだろう
という宣言とも取られる書き出しに始まり、
BitCoin(ビットコイン)の仕組みについて論じています。
これが現在注目されている仮想通貨やそれを支えるブロックチェーンの始まりになります。
そしてこの論文の著者がサトシ・ナカモトになります。
サトシ・ナカモトは2009年に
BitCoin(ビットコイン)のソフトウェアをインターネット上に発表して、
最初のマイニングを行いました。
その瞬間にBitCoin(ビットコイン)のブロックチェーンの
一番最初のブロックが生成されてBitCoin(ビットコイン)の運用がスタートしました。
サトシ・ナカモトが発明したブロックチェーンのアイディアは、
現在は過疎通羽化の枠を超えて様々な分野での活躍が期待されつつあります。
正確な数値はわかっていませんが、2009年1月〜7月にかけてサトシ・ナカモトは、
100万BTC以上をマイニングしたとされています。
現在の価格が1BTC=600万円だと考えると6兆円ほどです。
未だにサトシ・ナカモトは正体不明の人物
サトシ・ナカモトは未だに正体不明の人物なんですね。
日本人を想起させる名前ではありますが、本名なのかどうかも定かではありません。
また、顔、年齢、性別、国籍なども不明で全てが不明な人物です。
2010年の頃には論文が公表された暗号学のコミュニティからも姿を消しております。
SNSやインターネット上では様々な説が誕生しており、
サトシ・ナカモトだと噂で言われている人たちを紹介します。
- 金子勇氏説
- クレイグ・スティーブン・ライト氏説
サトシ・ナカモトは金子勇氏説
金子勇氏は、天才コンピューターサイエンティストとして世界的に有名です。
31歳でブロックチェーンの先駆けとなるP2Pの技術を実現しました。
BitCoin(ビットコイン)と同じ用に中央集権で管理しなくても
パソコン同士でファイルを共有することができる
Winny(ウイニー)というソフトを開発しました。
しかし、匿名性が高いことで画像や動画などを違法コピーするユーザーが横行して、
著作権法違反で逮捕者が続出することになり、
開発者である金子勇氏も著作権法違反反幇助ということで
2004年に34歳で京都府警に逮捕されました。
そして、無罪を勝ち取るまでに7年かかり、その後心臓の病で2013年に急死しました。
BitCoin(ビットコイン)の先駆けとなる技術を作成したことで、
金子勇氏はサトシ・ナカモトなのではないかという噂がされています。
サトシ・ナカモトはクレイグ・スティーブン・ライト氏説
クレイグ・スティーブン・ライト氏はオーストラリアのコンピューター科学者です。
クレイグ・スティーブン・ライト氏はイギリスのノーザンブリア大学で、
国際商法の学位を取得しております。
また、ロンドン大学連合で理学修士号を取得しています。
その後クレイグ・スティーブン・ライト氏は、オーストラリア証券所に勤務して、
1997年11月にシドニーでDeMorganというIT企業を創業しました。
現在は、データサイエンティストとしてブロックチェーン企業である
nChainに勤めています。
クレイグ・スティーブン・ライト氏は日本文化に造詣が深いなど
サトシ・ナカモトと共通点があります。
そのためクレイグ氏をサトシ・ナカモトだと信じている人々も少なくありません。
サトシ・ナカモトが金子勇氏である理由について
私自身も金子勇氏がナカモトサトシだと思う理由は以下の通りです。
- サトシ・ナカモトという偽名はやはり日本人以外は選びにくいから
- Winnyの開発者でありP2Pの先駆けだから
- 彼の所有する100万BTCが売却されないのは、ナカモトサトシが既に死去しているから
- 中央集権に不信感を持っているから
サトシ・ナカモトという偽名はやはり日本人以外は選びにくいから
サトシ・ナカモトというの人物名は海外の人物であれば、中々選びづらいです。
もし自分自身が海外の人であれば名前ももっと外国人のような名前にします。
ただ、一つの可能性としては金子勇氏をリスペクトした海外の技術者が
名前を変えたということも可能性としてはありますね。
Winnyの開発者でありP2Pの先駆けだから
金子勇はWinny(ウィニー)の開発をしておりますが、
このWinny(ウィニー)はブロックチェーン技術や仮想通貨と多くの共通点があります。
Winny(ウィニー) | ブロックチェーン | |
開発言語 | C++ | C++ |
通信方式 | P2P | P2P |
認証技術 | 電子署名 | 電子署名 |
通信相手 | 匿名で通信相手は不明 | 匿名で通信相手は不明 |
開発者 | たった一人で開発、運用開始 | たった一人で開発、運用開始 |
という共通点があります。
彼の所有する100万BTCが売却されないのは、ナカモトサトシが既に死去しているから
サトシ・ナカモトは所有するBitCoin(ビットコイン)の量はなんと100万BTCです。
しかし、この100万BTCは売却されていないです。それは何故でしょうか?
金子勇氏はすでに心臓の病で2013年に急死しています。
つまり、サトシ・ナカモト自身はすでに死去していると考えるのが一般的です。
中央集権に不信感を持っているから
金子勇氏はWinny(ウィニー)の開発によって逮捕されております。
そうした理由から中央集権に対して不信感を持っていると考えられます。
そしてBitCoin(ビットコイン)は非中央集権をコンセプトとしているので、
金子勇氏は匿名で技術によって世界を変えようとした可能性が十分考えられます。
まとめ
サトシ・ナカモトは未だに誰なのか謎ですが、
サトシ・ナカモトという匿名な人物だからこそ
BitCoin(ビットコイン)が政府や組織などに属すこと無い非中央集権が保たれます。
個人的にはサトシ・ナカモトが金子勇氏だと思っています。
サトシ・ナカモトが金子勇氏だというのであれば、
彼の考えていた中央集権から非中央集権へと世界が変わるシナリオへと
世界は徐々に移り変わろうとしております。
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