MetaMask(メタマスク)とは
MetaMask(メタマスク)は
Ethereum(イーサリアム)系のトークンを保管するためのWebウォレットになります。
MetaMask(メタマスク)はブロックチェーンと連携したサービスの決済に使用したり、
ブロックチェーンゲームなどとも連携させることが可能であり、
Dapps(分散型アプリケーション)を利用する方は必須のウォレットになります。
MetaMask(メタマスク)の特徴
- PCとスマホの両方に対応
- 初心者にも簡単
- 誰でも無料ですぐに入手可能
![](https://crypto-hacker.com/wp-content/uploads/2021/05/pro3.png)
PCとスマホの両方に対応
MetaMask(メタマスク)はPCとスマホの両方で利用することが可能です。
初心者にも簡単
MetaMask(メタマスク)は日本語にも対応していますし、
UIが非常に直感的でわかりやすいです。
MetaMask(メタマスク)は仮想通貨初心者の方でも簡単に登録することが可能です。
誰でも無料ですぐに入手可能
MetaMask(メタマスク)は誰でも無料ですぐに入手可能です。
MetaMask(メタマスク)のメリット
- ETHやイーサリアムトークンをまとめて管理できる
- ブロックチェーンゲームやNFTアートに利用することができる
- 手数料を自由に設定できる
- トークンのスワップができる
- DeFi関連のサービスを利用することができる
![](https://crypto-hacker.com/wp-content/uploads/2021/05/pro3.png)
ETHやイーサリアムトークンをまとめて管理できる
MetaMask(メタマスク)は複数のウォレットを作成することが可能です。
MetaMask(メタマスク)は用途に合わせてウォレットを使い分けることが可能です。
複数のアカウントは簡単に切り替えることができるため、
非常に便利な機能となっております。
ブロックチェーンゲームやNFTアートに利用することができる
MetaMask(メタマスク)を利用することで、
ブロックチェーンゲームで入手したアイテムやNFTアートなど
仮想通貨のトークンなどを管理できます。
DApps(分散型アプリケーション)のアイテムの購入代金などは、
MetaMask(メタマスク)を通じて決済が可能です。
手数料を自由に設定できる
MetaMask(メタマスク)は手数料を自由に設定できることができます。
MetaMask(メタマスク)における手数料は
Ethereum(イーサリアム)系の通貨を売買する際に発生するガス代です。
Ethereum(イーサリアム)のブロックチェーンでは、
1秒間に承認できる量が決まっているので、上限が超えた量の取引の場合は、
手数料を多く払った順に処理されます。
MetaMask(メタマスク)はガス代を自由に設定できるので、
適切なガス代を設定することで、手数料を払い過ぎを抑えられます。
トークンのスワップができる
MetaMask(メタマスク)はトークンをスワップすることが可能です。
スワップというのは取引所などを利用しなくても簡単にトークンの交換が行なえます。
ユーザーは複数の取引所を比較しなくても最適な価格で交換することができます。
DeFi関連のサービスを利用することができる
DeFiとは分散型金融のシステムであり、
金融サービスのブロックチェーン版みたいなものです。
すべての取引がブロックチェーン上に記録されているので、
中央管理者が必要なくコストやリスクを抑えることができます。
![](https://crypto-hacker.com/wp-content/uploads/2021/09/11-320x180.jpg)
そうしたDeFiのサービスをMetaMask(メタマスク)で利用することが可能です。
MetaMask(メタマスク)のデメリット
- 過去にハッキングされたことがある
- 対応しているブラウザが少ない
- 互換性がない
![](https://crypto-hacker.com/wp-content/uploads/2021/05/pro3.png)
ハッキングに利用されたことがある
MetaMask(メタマスク)自体がハッキングされて、
資産を奪われてしまう可能性もあります。
実際に2021年4月に、EasyFiと呼ばれるDeFiプロジェクトのウォレットからなんと、
約80億円相当の仮想通貨が盗まれる事件が発生しました。
MetaMask(メタマスク)と他のサービスを連携させる際には、
連携先のサービスが信用できるかどうかをしっかりと確認するのが大切になります。
対応しているブラウザが少ない
MetaMask(メタマスク)は対応しているブラウザは、
- GoogleChrome
- FireFox
- Opera
- Brave
のみですが、今後対応するブラウザが増える可能性もあります。
互換性がない
MetaMask(メタマスク)は、
BitCoin(ビットコイン)やEthereum(イーサリアム)系以外の
仮想通貨と互換性が無いです。
あくまでもMetaMask(メタマスク)は
- Ethereum(イーサリアム)
- イーサリアムブロックチェーンで発行されたトークン
のみをサポートしているため、通貨によっては別のウォレットが必要になります。
MetaMask(メタマスク)の登録方法
MetaMask(メタマスク)には、
- Web版
- アプリ版
の2つのタイプがあります。
Web版はWebブラウザ(Google Chromeなど)の拡張機能として利用するもので、
アプリ版はスマホなどにアプリをインストールして利用するものです。
MetaMask(メタマスク)の登録方法(Web版)
- STEP1MetaMask(メタマスク)のダウンロード
MetaMask(メタマスク)の公式サイトにアクセスしましょう。
Downloadをクリックすると、以下の画面に進むのでChromeを選択しましょう。
ダウンロードページに進んだら、
画面右にあるChromeに追加をクリックしてダウンロードしてください。
- STEP2ウォレットの作成
MetaMask(メタマスク)のセットアップ画面に移行したら
ウォレットの作成をクリックしましょう。
- STEP3パスワード設定
続いてパスワードの設定画面に移行します。
設定するパスワードや秘密のバックアップフレーズは非常に大切になります。
公開や紛失してしまうとハッキングされるリスクがあるので気をつけましょう。
MetaMask(メタマスク)の登録方法(アプリ版)
MetaMask(メタマスク)の登録方法(アプリ版)を説明します。
- STEP1アプリのダウンロード
まずはMetaMask(メタマスク)のアプリをダウンロードします。
- iPhoneユーザーの方→App Store
- Androidユーザーの方→GooglePlay
でMetaMask(メタマスク)と検索してアプリをダウンロードしてください。
お手持ちのスマホにMetaMask(メタマスク)のアプリがダウンロードできたら、
アプリを開き開始タップしてセットアップを始めましょう。
- STEP2パスワード作成
パスワードの作成はWeb版同様で、仮想通貨を管理する上で非常に大切なので
必ず保存して忘れないようにしましょう。
- STEP3シードフレーズの設定
パスワードの設定が完了したら、次にシードフレーズの設定を行います。
このシードフレーズというのは、アカウントを復元させるのに必要になります。
シードフレーズは誰にも知られないようにしましょう。
MetaMask(メタマスク)でBSC(バイナンスChain)対応させる方法
MetaMask(メタマスク)は初期設定では、
イーサリアム系に対応はしていますが、
BSC(バイナンスチェーン)には対応していないです。
- STEP1カスタムRPCを選択
Ethereumメインネットをクリックし、カスタムRPCを選択しましょう。
- STEP2ネットワークを選択
ネットワークを選択し、以下の画面にアクセスします。
- STEP3必要事項を記入
入力欄に以下の情報を入力します。
- ネットワーク名:Smart Chain
- 新しいRPC URL:https://bsc-dataseed.binance.org/
- チェーンID:56
- シンボル:BNB
- ブロックエクスプローラーURL:https://bscscan.com
上記の設定が完了すると、Metamask(メタマスク)はBSC対応になります。
まとめ
MetaMask(メタマスク)はDeFiやブロックチェーンゲームやNFTなど
幅広い分野に使えるウォレットですので、
必ず持っておきたいウォレットの一つになります。
コメント