現物取引で稼ぐガチホ投資の方法
現物取引とは売買の価格差で利益を得ることを言います。
おそらく多くの人が現物取引を行うと思います。
しかし、現物取引では短期的には大きな利益を得ることができません。
そのため、現物取引では中長期で仮想通貨を保有するガチホ投資がベースとなります。
ガチホというのはガチでホールドするの略称で、
仮想通貨を長期保有することを指しています。
時価総額上位の仮想通貨の銘柄を購入して、
後は購入したことを忘れて気絶しておくという方法です。
多少の値下がりでは手放すことはなく長期保有を前提としている投資です。
ガチホは非常にオーソドックスな投資方法です。
ではガチホ投資が稼げるのかと言うと、年初来、1年来、2年来、3年来
といった期間でBitCoin(ビットコインの)リターンを
2021年9月時点から振り返ってみると
期間 | リターン |
年初来 | +42% |
1年来 | +308% |
2年来 | +340% |
3年来 | +7,654% |
というように3年前から保有していれば、
リターンは+7,654%という驚異的な数字となっています。
仮に3年前にBitCoin(ビットコイン)を10,000円分購入したとすれば、
現時点までに765,400円の含み益が出ており、
資産は775,400円まで膨らんだことになります。
またこれはBitCoin(ビットコイン)だけではなりません。
主要な銘柄の1年の値動きは以下のようになります。
- BTC:約78万円→300万円(3.8倍)
- ETH:約14,000円→76,000円(5.42倍)
- XRP:約21円→約23円(1.09倍)
それぞれパフォーマンスにはそれなりの差は出ましたが、
あくまで長い投資プランの中での1年間の値動きにすぎません。
特にBTCやETHを保有している方はたった1年で大きな利益を得られています。
伝統的な投資というのは年間5%ほどで複利運用できれば優等生といわれていますが、
投資資金が3.8倍になるというのはその約27年間分に相当するということです。
下のグラフを見てもホールドしたほうが結果的に優れたパフォーマンスになっています。
単純なガチホという投資も馬鹿にできないというわけですね。
現物取引とレバレッジ取引の違い
仮想通貨には現物取引とレバレッジ取引の2つがあります。
- 現物取引
- レバレッジ取引
現物取引というのは、仮想通貨の取引で最もシンプルな取引方法です。
保有している資金の範囲内でのみ仮想通貨を購入することができ、
売却においても保有している仮想通貨のみを売ることができます。
それに対してレバレッジ取引は保有資金を証拠金として口座に預けることで
その資金を担保にして預けている証拠金の何倍のも金額で取引ができる取引形態です。
ガチホ投資とドルコスト平均法で積み立て投資の違い
ガチホ投資ではなくドルコスト平均法で積み立てで買うのも良いです。
ガチホ投資の場合は自分で割安だと思うタイミングで長期的に購入しますが、
ドルコスト平均法で積み立ての場合は、一定のタイミングで購入し続けます。
そのため
- 価格が高い場合→少なく購入
- 価格が安い場合→多く購入
となるので、投資タイミングや投資期間といった時間を
分散してリスクとリターンを平準化できる点があります。
ドルコスト平均法で積み立て投資については以下の記事を参照してください。
仮想通貨のガチホ投資のメリット
- とにかく楽である
- チャートを頻繁に見る必要がない
- 短期の値動きに一喜一憂しない
- 仮想通貨の市場規模が大きくなれば利益になる
- 短期的な値動きのノイズが気にならない
とにかく楽である
このガチホはとにかく楽です。
余剰資金で投資をしているだけなので、チャートを見ることも無いですし、
チャートを頻繁に見る必要がない
チャートを頻繁に見る必要がないです。
チャートが気になってしまうとどうしても頭の中はチャートのことでいっぱいになります。
しかし、ガチホであればチャートを頻繁に見なくても良いです。
短期の値動きに一喜一憂しない
仮想通貨というのは、短期的に暴騰や暴落は日常茶飯事です。
しかし、ガチホ投資というのは長期的な投資スタンスなので、
一喜一憂しても仕方ないので、短期的な暴騰や暴落は気にしないです。
仮想通貨の市場規模が大きくなれば利益になる
ガチホは長期投資なので、
この先仮想通貨の市場規模が大きくなればなるほど利益も大きくになります。
短期売買などのトレードはゼロサムゲームと言われており、
勝つ人と負ける人が現れますが、ガチホは仮想通貨の市場規模が大きくなれば
全員が利益が出るというプラスサムゲームです。
短期的な値動きのノイズが気にならない
ガチホ投資をすると、短期的な値動きのノイズが気にならないです。
短期で売買しているとどうしても小さな値動きに一喜一憂してしまいますが、
長期投資で長く継続していると小さな値動きを気にすること無く資産の形成が可能です。
仮想通貨のガチホ投資のデメリット
- 利益になるまで時間がかかる
- 取引所の規模によっては倒産リスクがある
- 保有している通貨が盗難されるリスクがある
利益になるまで時間がかかる
当然ガチホは利益が出るまで時間が掛かります。
ただし株式やコモディティに比べれば利回りは良くなります。
取引所の規模によっては倒産リスクがある
取引所によっては倒産するリスクがあります。
長期でガチホするとなると複数年など運用や継続できる取引所を選ぶか、
取引所を分散して保有するというのも良いです。
保有している通貨が盗難されるリスクがある
保有している仮想通貨が盗難されるリスクがあります。
短期売買よりも長期投資でガチホしている人のほうがリスクが高くなります。
仮想通貨の盗難リスクを減らすために個人でできる対策は以下が挙げられます。
- 分散投資をする
- コールドウォレットを利用する
- 海外の取引所ではなく、国内の認可を受けた取引所を使う
また、上記の対策以外にも仮想通貨取引所では、
セキュリティを強固にする対策を行っています。
仮想通貨のガチホ投資の考え方
- 長期目線で考える
- 現物取引で行う
- 運用ルールを守る
- 迷ったらBitCoin(ビットコイン)を買う
- 取引所で購入する
- 投資は必ず余裕資金でやる
長期目線で考える
ガチホする際には大切なのは長期目線で投資しましょう。
仮想通貨の銘柄というのは数年単位という長期間にかけて価格が上がっているので、
短期目線で莫大な利益を得られることは殆ど無いです。
例えば、BitCoin(ビットコイン)は2017年から2018年にかけて
15倍程度値上がりした銘柄です。
そのため、1年以上の長い目で見る必要があると言えるでしょう。
現物取引で行う
仮想通貨をガチホする際に現物取引で行うようにしましょう。
現物取引とは投資する資産と同価値の仮想通貨を購入することです。
レバレッジ取引を行うとガチホはロスカットになる可能性があるので、
必ず現物取引で行いましょう。
運用ルールを守る
仮想通貨をガチホする際に自分で決めた運用ルールを守ることが大切です。
明確なルールが無いと日々の値動きが気になり一喜一憂して、
短期トレードのような投資になっていしまいがちです。
運用ルールは以下をしっかりと定めるようにしましょう。
- 期間:どれだけの期間ガチホするのか?
- 金額:どれだけの金額をガチホするのか?
という明確な目標を持つことが大切です。
迷ったらBitCoin(ビットコイン)を買う
どの銘柄を選べばいいのかですかが、
自分がガチホに最適だと思うのが以下の2つです。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
個人的に自信を持てるのは、やはりBitCoin(ビットコイン)一択ですね。
もちろん長期的に何が正解かは誰にも分かりません。
各々自分が信じたコインをホールドすれば良いですが、
よくSNSなどで日本人が群がってるだけの
- NEM
- IOST
- その他有象無象のアルト・草コイン
などはガチホ投資しないのがおすすめです。
取引所で購入する
仮想通貨取引所の中には、
- 販売所:業者とユーザーで売買
- 取引所:ユーザー同士で売買
の2つが存在します。
販売所というのは業者と取引する必要があるので
スプレッド(手数料)が非常に大きいです。
ですので、取引所で板取引のほうが安く購入することができるので、
必ず取引所で購入することがおすすめです。
投資は必ず余裕資金でやる
投資は必ず余裕資金でやりましょう。
中には生活費や借金してまで購入する人がいますが絶対にそうした投資はやめましょう。
仮想通貨のガチホ投資が難しいと感じる理由
- 余剰資金で投資をしていないから
- 90%級の暴落があると知らないから
- 下落局面ではネガティブ情報が氾濫するから
余剰資金で投資をしていないから
投資は普通は余剰資金で行うものです。
仮想通貨において稼げるというノリやギャンブル的な生活費や借金までして、
買ってしまう人が居ますが、そうした人ほどガチホの握力が弱いです。
使っていけないお金をつぎ込んでいるので精神的なダメージがあります。
90%級の暴落があると知らないから
仮想通貨には50%級の下落はよくあります。中には90%級の下落もあります。
BitCoin(ビットコイン)でも50%以上の下落が起きていますし、
85%近い下落もあります。
これだけ下落してもガチホしろというのは難しいですが、
暴落しても価格が戻ってきています。
ですので、余剰資金で失っても良いというお金でBiCoin(ビットコイン)を買い、
それを塩漬けしておく投資が良いと思います。
下落局面ではネガティブ情報が氾濫するから
仮想通貨が下落している際に厄介なニュースが相次ぎます。
バブル崩壊だとメディアやニュースはよく煽ります。
仮想通貨やそもそも投資をしていない人たちが、
物知り顔でバブル崩壊だとか仮想通貨は終わりだと平気に言います。
そうしたネガティブな情報を耳にして短期的に一喜一憂して売却してしまいます。
ガチホ投資で仮想通貨を購入するタイミングの分析方法
- テクニカル分析
- ファンダメンタルズ分析
テクニカル分析
チャートとはこれまでの値動きをグラフ化したデータのことです。
チャートにはテクニカル分析を行うことでより精度の高い分析を可能にします。
テクニカル分析ではテクニカル指標を利用します。
チャート分析では経験を積むことで同じような形のチャートを目にすることが増えます。
つまり分析によって値動きのパターン化が可能になり、
正確性の高い分析が可能になるということです。
指標
仮想通貨やBitCoin(ビットコイン)の投資は闇雲に行えば良いということではないです。
データや統計を駆使して投資するだけでより賢い投資をすることができます。
私が特に注目している指標をご紹介します。
ツール
仮想通貨やBitCoin(ビットコイン)の投資するために様々なツールが用意されています。
特に私が重要視している投資のツールをご紹介します。
インジケーター
仮想通貨のトレードする際にテクニック分析は必須です。
優秀なインジケーターがTradingView(トレーディングビュー)で無料提供されています。
私が仮想通貨やBitCoin(ビットコイン)を投資する際に
Tradingview(トレーディングビュー)で見ているインジケーターをご紹介します。
ファンダメンタルズ分析
投資対象に関連する出来事が発生することによって、価格に影響をもたらします。
そのような要因を調査して価格を予想する行為をファンダメンタルズ分析と言います。
ファンダメンタルズに含まれるのは、
仮想通貨業界の動向や仮想通貨の銘柄の開発の進捗なども影響があります。
また、どれだけ情報を集めてより早くより精度の高い分析ができるかが重要です。
分析の結果から市場価格の立ち位置を見極めて、
割安価格である場合はポジションを取っていきましょう。
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仮想通貨のガチホの税金
仮想通貨をガチホで長期保有している期間に関する税金については、
利確されなければ課税されません。
あくまでガチホはホールドしているだけなので、利確しているわけではなく含み益です。
つまり、税金が発生しません。
仮想通貨の税金がかかるタイミングは以下の3点が挙げられます。
- 仮想通貨を売り利益を確定した時
- 仮想通貨で買い物をした時
- 仮想通貨を別の仮想通貨と交換した時
仮想通貨の長期保有(ガチホールド)で上記のタイミングで利益が出ていた場合、
確定申告が必要になるため、忘れないよう注意しましょう。
なお、給与所得以外で年間に20万円以上の所得を得た場合は確定申告が必要になります。
まとめ
ガチホしているだけでも数年単位で考えれば
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