仮想通貨のレバレッジ取引とは
レバレッジ取引というのは手元の資産を担保にすることで、
レバレッジを掛けることができます。
国内の仮想通貨取引所ではレバレッジが2倍なので、
手元に10万円があれば20万円分の取引が行えるということになります。
レバレッジ取引と現物取引の違い
基本的に仮想通貨の取引には
- 現物取引
- レバレッジ取引
の2つの注文方法があります。
現物取引については以下の記事を参照してください。
現物取引は買い注文しかありませんが、
レバレッジ取引は買い注文だけではななく、売り注文からも取引が行なえます。
また、現物取引はレバレッジをかけた取引ができないため、
資金以上の取引を行うことはできません。
しかし、レバレッジ取引ではレバレッジをかけた取引ができるので、
現物取引と比べて資金効率の良い取引が可能です。
ただし、レバレッジをかけるということは、損失も大きくなるので
現物取引の損失は資金に対してしかマイナスが発生しませんが、
レバレッジ取引はレバレッジ分マイナスが発生するのでリスクが高くなります。
- 買い注文しかできない
- 資金効率が悪い
- リスクが小さい
- 買い注文も売り注文もできる
- 資金効率が良い
- リスクが高い
仮想通貨のレバレッジ取引のメリット
- 大きな金額を運用できる
- いつでも取引ができる
- 売り注文も行える
大きな金額を運用できる
レバレッジ取引は証拠金を元に大きな金額の取引を行います。
国内取引所であれば資金の2倍まで取引を行うことができます。
大きな額で取引することでより大きな利益を生み出すことが可能です。
いつでも取引ができる
株式や為替などのレバレッジ取引は基本的に平日のみとなっています。
仮想通貨のレバレッジ取引は24時間365日行われています。
平日の時間にトレードが難しい人でも仮想通貨であれば、
土日にトレードを行うことができます。
売り注文も行える
現物取引では基本的に買うことしかできませんが、
レバレッジ取引は売り注文も行うことができます。
仮想通貨のレバレッジ取引のデメリット
- 損失が大きくなる可能性がある
- 価格変動によるリスクがある
- 手数料が高いので長期取引に向かない
損失が大きくなる可能性がある
レバレッジ取引で現物取引よりも利益が大きくなりますが、
その反面で損失も大きくなります。
現物取引で100万円分のBTCを所有していて10%下がっても10万円ですが、
レバレッジ2倍であれば損失は20万円になります。
レバレッジの倍率だけ損失が膨らむということを覚えておきましょう。
価格変動によるリスクがある
仮想通貨は為替や株式と比較すると価格変動が非常に激しいです。
短時間で大きな利益に繋がることもあればその逆もあります。
レバレッジを掛けることで価格変動リスクによって短時間で大きく資産を増やせる反面で、
大きく資産を減らしてしまうリスクもあります。
リスクを十分に踏まえた上で取引を行う必要があります。
手数料が高いので長期取引に向かない
レバレッジ取引にはスワップポイントと呼ばれる
日にちをまたいでポジションを保有していると発生する手数料があります。
長期保有をするとスワップポイントが毎日発生してしまいますが、
1日のうちで取引を完了すれば手数料を支払う必要が無いです。
仮想通貨のレバレッジ取引のポイント
- 海外取引所を選ぶこと
- レバレッジの高い取引所を選ぶこと
海外取引所を選ぶこと
国内取引所はレバレッジ取引を行って担保としている
証拠金以上の損失が発生すると追証が発生します。
追証とは追加保証金の略称で、
委託保証金を追加で差し入れなければならない状態のことです。
しかし、海外取引所ではゼロカットシステムが搭載されているので、
証拠金以上の損失が発生しても証拠金以上の損失額を払う必要がありません。
レバレッジの高い取引所を選ぶこと
よくハイレバレッジが危険だと言われますが、実はレバレッジは関係ありません。
それよりも危険なのはロットの大きさです。
レバレッジはあくまで必要な取引量が少なくなるだけなので、
むしろ資金の少ない人にとってはレバレッジの倍率が高い取引所を選ぶのがおすすめです。
仮想通貨のレバレッジ取引のオススメの取引所
- Binance（バイナンス）
- FTX（エフティーエックス）
- Bybit（バイビット）
Binance（バイナンス）
Binance（バイナンス）は世界の仮想通貨取引所の中で最大手の取引所です。
Binance（バイナンス）はレバレッジ125倍までかけることができ追証も発生しません。
FTX（エフティーエックス）
FTX（エフティーエックス）は、デリバティブ専門の仮想通貨の取引所です。
レバレッジが最大で101倍で追証が無いので非常に使い勝手が良いです。
Bybit（バイビット）
Bybit（バイビット）は仮想通貨FXに特化した取引所になります。
Bybit（バイビット）は近年注目されている取引所です。
レバレッジは最大で100倍で追証が無いです。
仮想通貨のレバレッジ取引で購入するタイミングの分析方法
- テクニカル分析
- ファンダメンタルズ分析
- アノマリー
テクニカル分析
チャートとはこれまでの値動きをグラフ化したデータのことです。
チャートにはテクニカル分析を行うことでより精度の高い分析を可能にします。
テクニカル分析ではテクニカル指標を利用します。
チャート分析では経験を積むことで同じような形のチャートを目にすることが増えます。
つまり分析によって値動きのパターン化が可能になり、
正確性の高い分析が可能になるということです。
ファンダメンタルズ分析
投資対象に関連する出来事が発生することによって、価格に影響をもたらします。
そのような要因を調査して価格を予想する行為をファンダメンタルズ分析と言います。
ファンダメンタルズに含まれるのは、
仮想通貨業界の動向や仮想通貨の銘柄の開発の進捗なども影響があります。
また、どれだけ情報を集めてより早くより精度の高い分析ができるかが重要です。
分析の結果から市場価格の立ち位置を見極めて、
割安価格である場合はポジションを取っていきましょう。
アノマリー
アノマリーとは、理論では説明しきれないが、
経験則的にしばしば見られる相場の規則性のことを指します。
そうしたアノマリーを活用した投資方法があります。
仮想通貨のレバレッジ取引で活用できるもの
- 指標
- ツール
- インジケーター
- ニュースサイト
- アプリ
指標
仮想通貨のトレードをする際に現在の価格を分析する必要があります。
ツール
仮想通貨のトレードする際に便利なツールが多く存在します。
オススメのツールをご紹介します。
インジケーター
仮想通貨のトレードする際にテクニック分析は必須です。
その際に優秀なインジケーターがTradingView（トレーディングビュー）で、
無料提供されています。オススメのインジケーターをご紹介します。
ニュースサイト
アプリ
仮想通貨のレバレッジ取引の税金や確定申告
仮想通貨のレバレッジ取引の税金ですが、
レバレッジ取引による所得は、申告分離課税の適用はなく、
総合課税で確定申告を行う必要があります。所得税の雑所得にカテゴリーに部類されます。
仮想通貨における取引全般で生じた損益というは、基本的に雑所得に分類されます。
雑所得の損益がプラスになると税金の対象となります。
詳しくは以下の記事を参照してください。
まとめ
仮想通貨のレバレッジ取引は多くのトレーダーが参戦しています。
仮想通貨に興味を持ちトレードにも興味があればレバレッジ取引も挑戦してみましょう。
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